今年、ナオミは無事に、19歳を迎えられました。
おめでとう、おめでとう、ナオちゃん。
19歳を超えた猫は、うちでは初めてです。
頑張ったね。ありがとう、ナオちゃん。
4月1日に撮った写真です。↓

最初の1枚は目線をくれたのですが、

すぐにそっぽを向かれ、

しつこくしすぎて、最後には怒らせてしまった、誕生日の朝。
せっかくなので、ナオミの兄弟も。
ナオミは、三兄弟でした。
まずは、「ブレス」。

子猫なのに、静かで男前な猫でした。
たとえるなら、高倉健さんでしょうか。
臆することなく人間の家に上がり込み、ぐうぐう寝てばかり。
何をしても起きませんし、怒りません。
しかし、敵が来ると、突然「虎」になります。
このちっちゃい体で、兄弟を背にかばって威嚇しましたっけ。
成長が楽しみな猫でした。
次が、「ゆず」。

猫に言うのも変ですが、とっても猫背な猫でした(笑)
ヤンキーがメンチ切ってるみたいですが、性格は甘えっ子。
とても可愛いかったです。
鳴き声は「びゃー」。
ナオミはそうでもないですが、この代の猫たちは、みんな三角顔でした。
ゆずはその筆頭。
父は、「ヘビのようだ」と言っていました。
ついでに、一ヶ月ほど遅れて生まれた、ナオミの従姉妹たちも。
「ナターシャ」(手前)と「タチアナ」(奥)です。

知的障害猫のナターシャは、うちの猫になりました。
ちっちゃい頃は、いつもぷるぷる震えていて、可愛かったなあ。
(おおきくなっても可愛いかったですが)
タチアナは泣き顔の猫でした。
人にはとうとう慣れないままでしたが、
びくびくしながら、少しずつ距離を詰めて来る、
そんな彼女が好きでした。
最後に、「よたろう」です。

よたろうは、他の猫より小さく、体も弱かったようです。
お母さん猫が大好きで、いつでもくっついていました。
ですから、よたろうに関わる機会は、ほとんどありませんでした。
呼び名もいくつかありました。
よたろうという名前は、「よたよたしてるから」だったと思います。
ナオミたちは、野良猫が産んだ子猫でした。
この頃、地域にノラ猫が増え始め、問題となっていました。
善意からでしょうが、車でやってきて、餌を置いて行く人がいて、
猫はますます増えました。
ナツコのように、どこかからか運んできて、捨てられた猫もいます。
その後、毒がまかれました。
ナタとナオミが生き延びてくれて、嬉しいです。
みんなの分まで、
ナオミには健康で長生きしてほしいです。
子猫の「ナオミ」です。


ああ、可愛ぃん♪
ありがとうございました。

ごめんね三角くん。